無人島で幸せに
元バーテンだったという人から直接聞いた話。
お店に多くの高齢のお金持ちの方が訪れてきてくれたけれど、彼らは、不幸なお金持ちと幸せなお金持ちとの二つに分かれるんだそうです。
その人が言うには、不幸せなお金持ちは、競争に勝つことで人生を生きてきた人。次第に勝てなくなり、もしくは勝負さえしてもらえなくなり、不幸せになっていくとのこと。
幸せなお金持ちは、勝ち負けや他人との相対比較ではなく、自分で幸せを見つけられる人。無人島に行ってでも幸せになれるかどうかが、その分かれ目の判断基準になるとか。
勝ったらやはりうれしいし、人より優れていると認められたら、気分もあがるしやる気になります。でも、それが通用しなくなる時がいつかくるのですね。
無人島で幸せになれるというのは、どういうことなんでしょう?承認欲求から抜け出るということ?自分軸から他人軸に意識を変えるということ?
未熟者すぎて、無人島に行ったら全く幸せになれそうもありませんが、「負けるが勝ち」を体感したこともあるので、少しは「幸せな高齢者」になるための意識改革を心掛けたいと思います。
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